「Elephant」の魅力!

2010年10月24日 11:48

どうもこんにちは、営業部・作品選定部の濱口です。
今回は作品選定部として語らせていただきますよ。

11月1日(月)から3日間にわたって上映する「Elephant」。
観たことがある!という方も多いかと思いますが、
私が初めて観たのは大学1年の冬。
ともよ(マクラレンぶろぐ執筆者)に勧められたのがきっかけでした。

とにかく観ていて切ない、苦しい、痛い。
少年たちが、どこにもぶつけられない心の痛みを
暴力へと変えてしまった結果起きた、銃乱射事件。

無駄な描写は一切ありません。
ただ淡々と、時間の経過を時に交差させながらあの事件を描いているのです。
BGMもほとんど使われず、だからこそ、誰もが知っている
「エリーゼのために」の純粋な美しさが際立ちます。
余談ですが、私はクラシックをBGMに使用している映画が
どうやら好きなようです。
他にも結構ありますよね、そういう映画。

さて、今年のクラークシアターのコンセプトであります
「ボーダーを越えて。」
子どもと大人の境目を漂う彼らの葛藤を、
ぜひ、多くの方に観ていただきたいです。
ちなみに、登場する子たちの役名は、
そのまま役者さんの本名を使用しているんですよ。
だからよりリアルなんですね。まめ知識でした。
では長くなってしまったのでこの辺で!
また本番中のブログに登場しまーす。