こんにちは。

企画選定班4年の依田です。

今年は例年より寒く、あたたかいものが恋しくなりますね。

今回私が紹介する映画は11月27日（日）12:00から上映の『ロスト・イン・トランスレーション』です。いつも当たり前に過ごしていても、ふいに自分自身の状況を振り返る瞬間って誰にでもあると思います。「これでよかったのだろうか」「もっと違う道があったのではないか」と一度考え出すと突然不安になったりします。

この映画の主人公はCM撮影のため来日したかつてのハリウッドスターのボブと、カメラマンの夫の仕事で一緒にやってきたシャーロット。同じホテルに偶然滞在することになった二人は、日本という異国でそれぞれの歩んできた時間と向き合うのです。

この映画の物語も素敵ですが、映像と音楽がとにかくよくて、いつか大きいスクリーンで上映したいと思っていました。4年目にしてようやく実現できてうれしいです。

切り取られた東京の街並みや人の波は主人公の二人をより際立たせていて、魅せられます。日本映画とはまた違った日本の姿がみえておもしろいなと感じるはずです。

ぜひ、一人で観に来てじっくりと映画館全部を味わってほしいです。

もちろん大事な人や友達、家族と一緒にみても楽しいですよ！

観た後にあたたかいものが心に残るとおもいます。

11月27日（日）12時からです。軽くご飯を食べてからお越しください！

ご来場お待ちしております。

こんにちは。みなさんに本日ご紹介する映画は『顔』です。

日時 11月26日（土）18:00～20:05

『顔』あらすじ

母の葬儀の日、衝動的に妹を殺してしまった。そんなことから35年間こもっていた家を飛び出し、吉村正子の逃走劇は幕を開ける。警察に追われ、名前を変えて各地を転々としていくうちに自分を助けてくれる人たちに出会い、「やりたかったこと」ができるようになり、恋もする。彼女は、不器用ながらも少しずつ、閉ざしていた心を開いていく。

シリアスなのにどこかコミカルに見える藤山直美さんの演技や、心の殻を破っていくにつれて、不思議にも主人公の「顔」が変わっていくように見えるところも見どころのひとつです。

『顔』の上映後にはゲストにお笑いコンビの金属バットさんをお呼びして、漫才とトークのスペシャルステージを開催いたします。ゲストの金属バットさんは主に大阪のライブで活躍中。M-1グランプリ2015準々決勝進出をきっかけに注目を集め、今年8月に東京でおこなった単独ライブのチケットは即日完売、M-1グランプリ2016準々決勝出場と、今非常に注目度が高いお笑いコンビです。また、上映作品である『顔』の阪本順治監督とは同郷（大阪府堺市）であり、実家も近いということで今回お招きします。

映画も金属バットさんのスペシャルステージも楽しめるプログラムとなっておりますので、ぜひお越しください！お待ちしております！

こんにちは。みなさんに本日ご紹介する映画は「オーバーフェンス」などに出演されている北海道出身の女優である岡本まなさんが自身の家族について撮った初の監督作品である映画「ディスタンス」です。

日時 11月26日（土）16：05～17：25

場所　北海道大学クラーク会館講堂

「ディスタンス」

あらすじ

北海道でばらばらに暮らす家族の姿を監督自ら記録したセルフ・ドキュメンタリー。自分から一番近い場所にいたはずの人たちは、幸福に思えた時間との距離をどう考えているのだろう。本作は監督にとっての、一番愛しいはずなのに一番素直に向き合えずにいた人たちとの対話でもある。

こちらの映画は、山形国際ドキュメンタリー映画際アジア千波万波部門に選出され高い評価を受け、また劇中には監督の友人であるバンド、ceroや、敬愛するシンガー・ソングライター、ランタンパレードの楽曲が印象的に流れるのも本作品の魅力の１つです。

「オーバーフェンス」の山下敦弘監督、「THE COCKPIT」の三宅唱監督、「山田孝之の東京都北区赤羽」の松江哲明監督、などドキュメンタリー作品を撮られている監督さんたちから絶賛されていたり、ホームページには俳優の太賀さんや監督の友人であるミュージシャンのceroの高城晶平さん、柴田聡子さん、王舟さん、シャムキャッツの夏目知幸さんなどからの言葉からも映画そのもの以外に岡本まな監督の人柄がすごく伝わってきます。

映画ファンのみならず、音楽が好きな方にもおすすめしたい作品です。セルフドキュメンタリーというあまりたくさんは見ることのできないジャンルの映画なのでぜひこの機会にご覧いただきたいです！

北海道での上映は今回限りとなっている作品なので貴重な機会を逃さないようにご来場お待ちしております！