作品紹介第4弾!『何者』

2018年1月22日 10:00

みなさんこんにちは!

CLARK THEATER2017までいよいよ1週間を切りましたね!
北大映画館プロジェクトの田村です。

今回ご紹介する作品は『何者』です。
この作品は2016年に全国ロードショーされました。また、原作は朝井リョウの同名小説であり、小説は第148回直木三十五賞を受賞しています。
作品の内容は知らなくとも、どこかで『何者』の名前を一度は耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。

 

大学生の就職活動を描いたこの作品。
これを観るあなたは、誰かに後ろ指をさされたような
憂鬱な気分になるかもしれません。
しかし、自分の人生を物語の主役として生きることが大切だと思わせてくれる作品となっています。
映る登場人物達はきっと、いつかのあなたかもしれないし、もしかしたらいつかのあなたかもしれません。
僕たちの現実を映し、そして、大学生であるあなたの今を生き抜く術がきっと見つかるはずです。
そんな、頑張るあなたに見てほしい映画です。

 

なお、当日は、ゲストを迎えてトークショーも開催します。
ゲストは、株式会社リンク・アイの山田慎さんと、キャリア支援団体エンカレッジ北海道の皆さんです。
是非、就職活動のスタートに、はたまた息抜きに?、足を運んでいただけるとうれしいです。

今回、この『何者』無料上映となっております!!
ご来場お待ちしております!!

 

あらすじ

就職活動を迎えた大学生5人。以前演劇サークルで脚本を担当していた拓人、天真爛漫な光太郎、光太郎の元彼女である瑞月、瑞月の留学時代の友人どぁった理香、その彼氏で同棲中の隆良らは、就職戦線真っ只中。
ひょんなことから、彼ら5人はつながりをもち、理香の家を就職対策本部として就活を進めることに。お互いに情報交換をしながらそれぞれのスタンスで就職活動に臨んでいました。
しかし、ある人物の『裏切り』をきっかけに次第にその関係は崩れ始めます。それぞれが抱えていた妬みや本音が露わになっていくのでした。
大学生の揺れ動く心情を、就職活動に反映させて描いた青春群像劇です。

作品紹介第3弾!『チョコレート・ドーナツ』

2018年1月20日 00:13

さて!CLARK THEATER2017まであと1週間ほどとなりました。
北大映画館プロジェクトの小林です。

今回も上映作品をご紹介させていただきます。
ご紹介する作品はまさに近年で最高の泣いてしまう映画
チョコレート・ドーナツ』です。

 

○おすすめポイント○

社会はマイノリティを理解しない。
すべての”マイノリティ”と”マジョリティ”に送るこれからの社会に生きる人すべてに観てほしい作品です。
一人でも多くの人の人生に残る映画を上映したくて選びました。

この映画を今年の上映作品として選んだ理由は何といってもこの映画が持つ「パワーの強さ」です。

公開が2014年だったのでこの約3年間、いろんな友達におすすめしてきた映画ですが
男性も女性もほぼ泣いちゃう。僕も毎回ボロボロ泣きながら観てます。

ただの感動ものはあまり好きでない僕ですが…この映画はまた別です。

もちろん、ただの感動ではなく、大学でやるにふさわしい「考えさせられる」映画なので
感動系好きな方だけでなく、映画の映像性や音楽、傍観者として見せられるその体験をしたい方も観てください!

本当に、好きです。この作品。(来れない人はDVDレンタルでもいいからぜひ!)

 

もともとこの映画は全米各地の映画祭で「観客賞」を受賞しまくってる作品です。
観客賞なので、映画界お偉いさんとかではなく単純な映画好きや市民がからの評価が高い作品ということになります。
(もしくはその場で1番盛り上がった、印象に残る作品かもしれません)

 

映画って、本の要素や演劇の要素、音楽の要素など
多くの芸術とエンターテインメントが合わさったものだと思っているのですが、
この映画でもう一つおすすめなのが、主人公の同性愛者役のアラン・カミング
(アラン・カミングはマスク2のロキ役の人です。覚えてる人いるかな?)
が劇中歌として歌う歌うボブディランの”I Shall Be Released”がすごくその時の
映画の感情を表していて好きなんです。

 

本当に、いろんな方に楽しんでもらえる映画だと思うので
最近映画ちょっと観てないなって方も、仕事やレポートや論文疲れたなって方も
ぜひ観に来てください!

 

28日日曜日の18:30~の上映です。お待ちしてます。

 

 

○あらすじ○
1979年のカリフォルニア。歌手を夢見ながら、ショーパブでパフォーマーとして日銭を稼ぎ暮らすルディは、客として訪れた検事局のポールと心を通わせ合い、交際を始める。

そんな折、ルディはアパートの隣の部屋に住むダウン症の少年マルコが、危険薬物を所持し逮捕された母親のために、施設へと隔離された事実を知る。繰り返されるマルコの脱走に心を痛めたルディは、ポールを説き伏せてマルコを引き取りともに暮らそうと提案する。同性愛の恋人同士であることを伏せ、法的手続きによりマルコの監護者となった二人は、本当の両親のようにマルコに愛情を注ぎ、三人で幸せな日々を送る。

だが周りの反応は冷淡であり、彼らをパーティに招いたポールの上司との衝突で事態は一気に悪化し、ふたりはマルコの養育者と認められず裁判沙汰に…

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CLARK THEATER 2017

【上映日時】1月28日(日)13時~
【上映場所】北海道大学クラーク会館講堂
【上映料金】1プログラム前売400円・当日500円
フリーパス前売1200円・当日1500円

クラーク会館でお待ちしております。

作品紹介第2弾!『世界でいちばん美しい村』

2018年1月18日 14:16

さて!CLARK THEATER2017まで10日を切りました!
北大映画館プロジェクトの半澤です。

今回も上映作品をご紹介させていただきます。
ご紹介する作品はドキュメンタリー作品である
『世界でいちばん美しい村』です。

とっっても綺麗なポスターですよね!
初めて見た時、感動してしまいました(*’ω’*)

○作品紹介○
2015 年4 月、約9000 人の犠牲者を出したネパール大地震。写真家・石川梵は震災直後、
ジャーナリストとして初めて現地へ入り、ヒマラヤ奥地の震源地・ラプラック村にたど
り着いた。壊滅した村で石川はひとりの少年と出会った。澄んだ瞳をした、14 歳の
アシュバドル。彼の村を想う気持ちに石川もまた思いを寄せ、別れ際、二人はふたつの
約束をした。ひとつは、また村に戻ってくること。そしてもうひとつは、この孤立した
村の惨状を世界に伝えること――。

作品が進むにつれて、ネパールの村の美しさが見えてきます。
風景はもちろんのこと、人々の温かさ。家族を大切に思う気持ちの
素晴らしさ。放牧の為にずっと村にいないお父さんが帰ってきたときの
子どもたちの表情を見ると、忘れがちな「当たり前の大切さ」に気づくことが
できます。
家族がいること、家があること、食べ物があること、生活を楽しむこと。
震災によって失ったものは戻ってこないかもしれません。
しかし、今、目の前にある大切なものが消えてなくなるわけじゃない。

まさにタイトル通り!!!という作品です。

村の中で行われる重要な儀式『ガトゥの舞い』や、
ハニーハンティング(ハチミツ採取)など、
ネパールの生活や文化も垣間見ることが出来て、
とても興味深い作品です!ぜひ観に来てください(/・ω・)/

【上映日時】1月28日(日)13時~
【上映場所】北海道大学クラーク会館講堂
【上映料金】1プログラム前売400円・当日500円
フリーパス前売1200円・当日1500円

クラーク会館でお待ちしております。