【作品紹介】希望のシグナル上映&トークショー!

2014年10月3日 22:39

みなさんこんにちは!企画班の村岡愛子です。

今日は、CLARK THEATER 2014の企画プログラム「希望のシグナル上映&トークショー」の紹介をします!(^_^)/
このプログラムは北海道庁の自殺予防キャンペーンの一環として行われるもので、北大映画館プロジェクトと北海道庁とのコラボレーション企画です!

10月16日(木)18:30~20:50
場所 北海道大学クラーク会館講堂
「希望のシグナル上映&トークショー」※無料上映
トークショーゲスト:
都鳥伸也監督 北海道立精神保健福祉センター田辺等所長

このプログラムで上映する映画は
「希望のシグナル-自殺防止最前線からの提言-」です。
この映画は、「自殺」という問題に焦点をあて、日本で最も自殺率が高いと言われている秋田県で自殺対策に取り組む人たちを映したドキュメンタリー映画です。

「自殺」と聞くと、みなさんどうようなイメージを持たれるでしょうか?
暗い、あまり関わりがないと思う方もいるかもしれません。
ですが、この映画は違います。
この映画は、地域の人たちが、「自殺を考える人をどうやって救うのか」「自殺を考えるほど、彼らが孤立してしまわないようにするにはどうしたらいいのか」という問いに対して考え、行動していく、そして、輪を広げていく様子をありのままに記録した温かい映画です。

この映画には多くの、そして様々な方が映されています。
過疎化が進む地域のコミュニティを復活させたいと1杯100円のコーヒーサロンをはじめた袴田俊英さん(心といのちを考える会)。“中小企業の経営者を倒産ごときで死なせてたまるか!”とNPOを立ち上げた佐藤久男さん(NPO法人 蜘蛛の糸)。仙台市で自死遺族のための自助グループを運営する田中幸子さん(藍の会)。
この他にも精神障害者同士で共感しあえる場作ろうと奮闘する人、よさこいを通して地域の人との繋がりを深めていこうと活動する人など、一見自殺予防に結びつかないような人たちも、様々な形で、少しずつ少しずつ輪を広げていく姿がありました。

映画の中の「人の輪を作る、関係性をつないでいくことが、遠回りにみえて、一番自殺予防になる」という言葉。

この言葉は過疎化が進む地域、個人化が進む都市部で、心の拠り所が少なくなった人たちにとって大切なキーワードになるのではないでしょうか?

また今回は上映に併せて、「希望のシグナル」 の都鳥伸也監督と、精神医療の専門家である北海道立精神保健福祉センター田辺等所長をお招きし、トークショーを行います!

都鳥伸也監督

映画を撮影し自殺予防活動と向き合ってきた都鳥監督と、精神医療の専門家である田辺所長とのトークショーは大変意義深いお話がきけると思います!

ただいま、当日運営準備、宣伝広報などラストスパート頑張っています!
みなさんお誘い合わせの上ぜひお越しください!お待ちしています!(^^♪